俺のツバ!season2

バイク、クルマ、バンド、その他日常

リターンのすゝめ

『時代はリターンである』

 

これは坂本龍馬が言っていた言葉だ

 

当時私も聞いていた記憶がある

 

もちろん嘘である

 

 

 

 

40歳を過ぎて急に体力の低下を感じるようになった

 

通常の生活している分にはまったく問題無いのだが、スポーツ的な事をやると脳では理解していても身体が付いてこない事案が発生するのである

 

運動会でお父さんがリレーで張り切って転んでしまう案件を見た事があると思うが、あれは普段の生活で全力で走る事をしていなかった弊害で、身体と脳がシンクロしてない時に起こるのだと思う

 

確かに瞬発的な短距離走ではズレを感じるし、持久走的なスポーツでは完全に息が上がってしまうのである

 

子育て中に子供と遊んでる時に気がついていたが、いつでもフルパワーで遊ぶ未就学児童の相手は寿命を縮める程度にはハードな案件であった

 

『子育ては若い時の方がいい』

 

これは坂本龍馬は関係なく俺の言葉だ

 

だからなんだって話しだが、「あと5歳若ければ…」と何度も思ったのである

 

子供達も小学校高学年になってくると、ハードな運動を伴う遊びは減ってくるのでだいぶ落ち着いたし、我が子は2人とも女子だからなのか、割りと文化系の身体を使わない遊びが中心になり休みの日に「どっか行くか?」と提案してもまず断られるのである

 

 

そんな子育ての愚痴は発言小町に書くとして、提案を却下されたお父さんは休日に朝から呑むのである

 

 

 

元々バイクは好きだったが、住宅でのバイク置き場所の制限があり、バイク通勤していた前職を辞めてから放置していたアドレスV100も不動車として友人に引き取って貰って以来もう乗らないと思っていた

 

移動ならクルマもあるし、子供が小さな頃は休日に1人でバイクで出掛けるのは難しい事を体感していた

 

 

 

 

時は過ぎ、SNSで多数のバイク乗りの人たちと知り合って何となくバイクが欲しいと思い始めていた

 

バイクの場合、クルマと違って装備が必要になってくる事が最大のネックだと思うが、幸いにも装備一式は捨てずに取って置いた

 

と言いますか、実家に置きっぱなしだったわけですが

 

 

 

リターンへのキッカケのひとつはPodcastインターネットラジオ)の『ナカヤマバイクラジオ』(http://nybr.carrotorange.net/wordpress/)のイベント【GT61】への参加である

 

50ccスクーターでダートのオーバルコースを走って順位を決める競艇風レースなのだが、これに参加してバイク熱に火が付いてしまった

 

たかが50ccのお買い物スクーターだったが、元々好きだった事もありバイクが欲しくなった

 

先ずは置き場所の確保だが、数年前は抽選だったマンションのバイク置き場も空きが有るとの事で、早速安価なバイクを探した

 

最初は安価であるオフ車のジェベルを探していたが、同じくらいの予算でたまたま見つけたグラストラッカーを購入した

f:id:orenotuba:20200315141006j:image

マフラーとタンクが変わっており、細かな部分もパーツ交換されていて格安だったので決めた

 

このグラストラッカーはキャンプツーリングに目覚めるキッカケになった

 

f:id:orenotuba:20200315141301j:image

 

そんな中、SNSで知り合った水月さん(https://at-mizuki.hatenablog.com)に誘われてモトクロスごっこhttp://www.motocrossgokko.com)に参加した

 

手ぶらでモトクロスをスローガンに掲げ、川越のオフロードビレッジで行われる初心者向けイベント

 

全ての装備とバイクを貸してくれて1日遊べるイベントはオフにハマるには十分過ぎました

 

 

モトクロスはレンタルをやってるコースも多くて何度か借りて走りましたが、知り合いが装備一式くれたので自分のバイクが欲しくなり探して貰った結果、初期のKX85を格安で譲ってもらい2台目を所有してしまいました

 

f:id:orenotuba:20200315142551j:image

 

こちらはレーサーなので保険も税金も掛からないのが良いところでしょうか

 

いつもキッズ達に混じってぜいぜい言いながら走ってます

 

 

 

そんな中、カブの出物があるって事ですぐに飛びついて買ってしまったのが3台目j soul カブですよ

 

f:id:orenotuba:20200315142832j:image

 

これまた大人しく乗ってればいいのに、前記事にも書きましたが色々と手を出して完全に沼です

 

 

 

そんな中免小僧が試験場で大型自動二輪を取ろう思い始めたのがこの頃でしょうか

 

 

大型自動二輪には全く興味が無かったのですが、取得するなら体力があるうちにと思い、なんだかんだで半年程試験場に通い取得しました

 

 

当然乗る予定は無かったのですが、SNS知り合った方と呑んでた時に「大型自動二輪二輪免許取ったらCB1000SF乗って無いからあげますよ」と言われた事を真に受けて免許取得後ノコノコと岡山まで貰いに行きました

 

f:id:orenotuba:20200315143808j:image

 

車検があるバイクは初めてだったのですが、試行錯誤しながら自分で通してみました

 

 

数年前まで大型自動二輪に乗る事はまったく考えて無かったので今でも不思議に思います

 

これ以上歳を取ると厳しそうな重さとパワーですが、いま乗らないとどんどん乗る可能性が減ってきてたと思いました

 

CBが来たので置き場所の関係でグラストラッカー は譲ってしまいましたが、大型が手に負えなくなったら買い戻したい気もするぐらいいいバイクでした

 

 

我々70年代生まれはバイクブーム真っ只中で、昔から乗ってて降りちゃった人も子育てにひと段落したら小さめのバイクからリターンしてもいいと思います

 

もちろんいきなり大型でもいいですけど、やはり体力的な部分で不安になる事はあります

 

40歳を過ぎて思うのは人生意外と短いかもと思う事もありますが、その反面『バカヤロー、まだなにも始まっちゃいねぇーよ』とか言いたくなっちゃいます

 

『乗れる時に乗る』

 

これでいいと思います