カブに旗棒を付けた話し
年末、ふらんこ亭一門のやさぐれピエロ氏より小包が届いた
中身は誰もが憧れる旗棒である
暴走族や旧車に付けてる事が多く世間的にはあまりいいイメージが無いのですが、旭風防と同様に元々は新聞社お抱えのプレスライダーが新聞社の旗を付けて走ってたのが起源とも言われてます
旭日旗が多いのは朝日新聞社旗の名残りなんだと勝手に思ってるわけです
インターネットで検索するとカブに旗棒を付けてる記事は見かけるものの、意外と大事な加工だったりするので躊躇してたんですが、ひとつアイデアを思いついたので試してみる事にしました
まずカブのフロント周りがボトムリンク式というややこしい構造なので、軸に共締め出来ないのですが、その構造のおかげでフォークにボルトが出てるんですよ
共締めすると微妙にプレスラインに当たる感じなのです
そこで自分が考えたのはボルトとナットを逆刺しにしてナットをロングにするやり方です
用意するのはロングナット
M10の細目(P1.25)20mm
このM10の細目のロングナットがホームセンターに売ってないのでネットで注文しました
ホームセンターだとM10ナットだとピッチが1.5の物が多いので、試される方は注意してください
後はそのナットに入れるボルト
こちらはホームセンターで買いましたがもう少し短目(10mmぐらい)のだとジャストだと思います
自分はナットをスペーサーとして調整しました
分かってると思いますが、Fタイヤを外さないとそのボルトは取れないのと、古い車体だと内側のナットが錆びてる事が多いようです
写真暗くてすみません…
これを
こうしてこう
ちなみに内側がナットなのは意味があっての事だと思いますので、くれぐれも自己責任でよろしくお願いします。
上のステーはフロントキャリアのボルトと共締めです
この旗棒がどこ製なのか分かりませんが、取り付け穴が8mmでしたので、そこだけは10mmに穴を広げる加工をしました
あと付属のステーの角度をほぼ真っ直ぐに変えたぐらいですかね
全日本のレースに行くとたまに貰えるホンダの旗でも付けてみようと思ってます
しつこいようですが、とても力が掛かる箇所ですのでほんと自己責任で頼みますよ
以上