俺のツバ!season2

バイク、クルマ、バンド、その他日常

純正流用(プロローグ)

本来ならばカブに乗ってキャンプへ行くはずだったのだが、ご存知の通り世間を賑わす緊急事態である

 

CBで行くことも考えていたが、やはり荷物がたくさん積めるカブはキャンプと相性がいい

 

ここ数年、毎年恒例となっていたキャンプ旅であるが、今年はドラクエウォークのチェックポイントを数カ所回る作戦を練っていてとても楽しみにしていた

 

数ヶ月前のスタッドボルト折れ事件が発生し、キャンプまでにカブを直そうと右往左往していて、走れるまでに仕上げる事が出来た

 

ところがこの情勢で、行く予定だったキャンプ場も行政が管理している事もあり、予約をキャンセルした

 

そのキャンプ場は完全予約制で役場とやり取りして承諾書を取らないと行けないという難関が待ち受けてるわけだが、初年度に苦労しただけで基本は去年のコピペでメールをやり取りする単純作業だ

 

初めて完全ソロキャンプを実践した思い入れのあるキャンプ場なので、毎年恒例にしたかったのだが、世界を巻き込むウイルス騒動には勝てなかった

 

キャンセル通知後すぐに緊急事態宣言が出て、該当地域ではないが行政管轄なので当然閉鎖が発表された

 

現地で管理してる人もシルバー人材派遣的な地元のおじさん(おじいさん)なので、感染したら大変だと思っていたところに閉鎖の発表で少し安心した

 

 

 

そんなわけでキャンプに行く予算をカブに突っ込む事になった

 

事になったとは他人事みたいだが、自分契約書にサインをしているのでカブに投資せざるを得ないのだ

 

『カブに投資する』ってなんか証券マンみたいでカッコいい

 

正月最初の取引では着物を纏い登場したくなってきた

 

俺様ファンドを立ち上げたい

 

そもそも証券マンが何をしてるのかよく分かってないが、電光掲示板から流れる数字を見ながら天を指差して踊り狂う職業だろう

 

 

 

前置きが凄く長かったがつまりはカブのパーツを買う事にした話しだ

 

 

先ずは先日シリンダーヘッドを入れたので強化オイルポンプを替えようと思った

 

そもそもボアアップしていたが、ノーマルヘッド(ポート拡張&ハイカム)だったので少し心配しつつもオイルポンプは後回しにしていた

 

実際に昨年は岩手まで走ってノントラブルだったし、4号バイパスでは全開のまま10分ほど走っても大丈夫だったので安心していたのだが、ボアアップした後は基本的に大容量のオイルポンプは入れた方が良さそうだと思っていた

 

各社から強化オイルポンプ(大容量オイルポンプ)は発売されていて色々と迷ったのだが、クラッチとの相性(オイルポンプの厚みが増すと干渉する可能性がある)があるみたいでクラッチと同メーカーで揃えるのがいいとの事だった

 

そして結局のところ、私が導き出した答えはタイカブ用オイルポンプを選択してみた

 

やっとタイトルの純正流用の話が始まった瞬間である

 

しかし、ここまで長かったですね

 

途中で何を書いてるのか分からなくて何度もペンを折りました

 

原稿用紙も書き損じや内容がイマイチだったので何枚もクシャクシャに丸めて部屋の隅のゴミ箱へ投げ入れた

 

ゴミ箱はもう満杯でクシャクシャに丸めた原稿用紙は溢れでて散乱しているのである

 

しかし担当の編集者が後ろで睨みを効かしているので逃げる事も出来ないのだ

 

 

 

で、オイルポンプ

 

イカブ用

 

確かタイカブは110ccだったので88ccならプラスアルファ回しても大丈夫だろうと判断

 

勝手な判断ですけど

 

そしてオイルポンプを交換するにはクラッチを外さないといけないって事でついでに強化クラッチに替える事に

 

武川製かシフトアップ製と迷って最終的にキタコ製にした

 

純正を流用して中身だけを替える事も出来るらしいのだが、品番がよく分からなくて、しかも私のカブに合うかもよく分からなかったから製品をチョイスしました

 

 

いきなりタイトルと違う事をやってるお叱りもあるでしょう

 

しかし時間に限りがあるので金の力で時短出来る所はする

 

それが初老のライフハックです

 

 

そんでクラッチを外したついでに軽量プライマリードリブンギヤも交換する事にしました

 

カビィさんで出してる軽量ギヤも魅力的でしたが、純正流用品があるとの事で4速カブ用(らしい)ギヤを選択しました

 

 

そうそう、キタコの強化クラッチはクランクケースカバーのガスケットは付いてないので別途発注が必要です

 

 

パーツが届いたので早速取り付けです

 

仕事が早く終わって翌日も早出じゃなくあまり寒くなく風が無い日が奇跡的にありました

 

3時間ほどで完成する読みが見事に外れて結局5時間ほど掛かりましたがね

 

作業中に隣でバッテリー上がったクルマをレスキューしてたのが1番な敗因なんですけど

 

 

なんか余計な事を書いて長くなったので作業の様子は次回に続きます

 

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